CONCEPT

エピペンポーチへの想い

息子は小さな頃は何でも食べて元気いっぱいな子で、アレルギーを気にしない生活でした。
10歳でアナフィラキシーが出てからは
今までの子育ての中で
何がきっかけで、何が原因でと
救急車やドクターヘリにお世話になる度に
親は落ち込みます。

でも、完治はしないと言われ一番ショックなのは本人です。
今は、息子もアレルギーを受け入れて、口に入れるもの全て確認し注意しながら生活をしている日々です。

アレルゲンさえ摂取しなければ、
周りには、美味しいものはたくさんあります。
制限があっても、出来ることもたくさんあるんですよね。
だから、元気で過ごしてくれればそれでいいんです。

小学4年、小学5年にアレルギー症状が出てから
中学1年生の給食後、校庭で遊びアナフィラキシーショック状態になり救急車で救急病院へ。

「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」
と言われ、食物プラス運動でアナフィラキシーになります。
薬は、小4から処方せんの錠剤は持たせていました。
高校三年生でアナフィラキシーになった時は、スキー場で、
ホテルのフロントで、本人がエピペン®を実際に打ちました。
ドクターヘリの方からの電話があり
新幹線で向かい
夫婦で救急病院に駆けつけるまで…
もし、持っていなかったらと考えるだけで体が震えました。

親として、その時にちゃんと取り出せるのか、処置できるか、
救急車は直ぐ来てくれるのか、連絡はどうするのか、心配はつきません。

エピペンポーチを作っては
もっと良い物が作れないかといつも考えてしまいます。

本人目線、家族目線で
エピペン®を離さず持っている方のご家族も安心して持たせることが出来るケースをを作っていきたいと考えています。

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