エピペンとは
アレルギーを引き起こす物質のアレルゲン。
アレルゲンに接触・摂取した後、短時間で全身に複数のアレルギー症状が出現して血圧低下や意識障害に陥る状態を「アナフィラキシーショック」と呼びます。
エピペン®️はアナフィラキシーショックが起きた際、医師の治療を受けるまでの間にアナフィラキシーの症状を緩和する自己注射薬で、あくまでも「アナフィラキシー症状の緩和を期待する」医薬品です。
エピペンポーチの構造ご説明
エピペンポーチの表地は、布生地とラミネート生地の2種類があります。
布生地には接着芯を貼っています。
外側から
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- 布生地またはラミネート生地
- アルミ保冷、保温断熱シート
- 遮熱、遮光シート
の3層構造になっています。
ファスナーはシリコンスプレーをかけて滑りを良くしています。
両開きタイプは40㎝ファスナー
薄型ペンポーチタイプは20㎝ファスナーです。
エピペン®はプラスチックの蓋(黄色又は黄緑色)が、ひょっこり出し口側にくるようポーチ内の保護布に納めてください。
緊急連絡カードには
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- 氏名
- 保護者
- 住所
- 連絡先
- アレルゲン
を記入できます。
ポーチ内の保護ホルダーはポリメッシュ生地を使用しています。クッション性のある生地を使うことでエピペンをしっかり包みこむ形にいたしました。
収納は本番用を処方されたプラスチックケースに入れたまま保護ホルダーに納めてください。
蓋の裏側のポケットは薬など、細かなものが入ります。
後ろ側にはDカンとナスカンが付いています。手首に通せる長さになっています。
緊急時にはひょっこり出し口のある方のファスナーを開けてエピペンを引き抜くか、
マジックテープを開けてひょっこり出し口から出して下さい。
エピペン®を処方されると練習用も一緒に頂きます。
いつでも練習できるような環境に置いておくと良いと思います。
安心して保管しながらも、緊急時にエピペン®が直ぐに取り出せる事が一番大切なことです。
エピペン®が使うことのないよう、元気に素敵な毎日をお過ごし下さい。
ひょっこり出し口について
ポーチからエピペンを使う時は通常は両開きファスナー片方を開けてサッと引き出すのが一番早く出せます。
ひょっこり出し口はエピペンを出しやすいと感じる方と出しづらく感じる方といらっしゃいますが、
マジックテープの付いているひょっこり出し口はファスナーが噛んでしまった時や壊れてしまったときに
元々切れ目が入っていることで、出し口に手を入れて取り出せる場所です。
万が一の時の第2の出し口とご理解頂けますようお願いいたします。
エピペンはお客様の出しやすい方法で取り出してください。
エピペンポーチのひょっこり出し口を開けるとアーチ状部分からエピペンが見え、更に出しやすくなりました。(2019年3月)
お客様の声
エピペンポーチをご購入いただいた方からのご感想です。
是非、ご参考にどうぞ。